2012/05/10

原宿で希望の牧場写真展

「希望の牧場・ふくしま」が原宿で写真展を開きます。

 以下、「希望の牧場・ふくしま」のサイトから転載します。


警戒区域からのSOS「希望の牧場・ふくしま」写真展
~小さなふくちゃんが教えてくれたこと~

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希望の牧場・ふくしまでは、 『警戒区域の家畜のいのちをつなぐ強化週間(4月21日から5月14日)』にあたり、 5月11日(火)より、原宿・神宮前において、
『警戒区域からのSOS 「希望の牧場・ふくしま」写真展 ~小さなふくちゃんが教えてくれたこと~』
を開催いたします。
入場無料です。ぜひお越しくださいませ。
○開催日:2012年5月11日(金)~2012年5月14日(月)
○時間:11:00~19:00予定 (最終日は15:00まで)
○会場:ART・IN・GALLERY(アート・イン・ギャラリー) 
○住所:東京都渋谷区神宮前4-25-3
○入場料:無料
○アクセス
 地下鉄/千代田線・副都心線「明治神宮前」徒歩5分(5番出口)
 JR/山手線「原宿駅」徒歩6分 (表参道口・竹下口)
 地下鉄/銀座線・半蔵門線「表参道」徒歩6分(A2出口) 
  ※地図はこちら >>  http://homepage3.nifty.com/art-in-gallery/map-3.htm
 
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福島第一原発の放射能漏れ事故により同原発から半径20キロという
コンパスで区切るように引かれた"いのち"の境界線。
「自分だけがわがままを言ってはいけない、
 人に迷惑を掛けてはいけない」
と、避難を余儀なくされ涙をのんで家族同然でもある動物たちを
置き去りにせざるをえなかったことが、どんなに辛いことか
想像しただけで叫びだしたくなる。
政府は、積極的に動物たちを救おうとはしなかったばかりか、 家畜については、殺処分という最悪の結論を出した。
警戒区域内の田畑は荒れ、雑草はアスファルトを突き破り
境界線は、心の境界もつくってしまった。
動物にもみな感情がある。
だんだん動けなくなっていく身体
誰一人通るような場所ではない所に
置き去りにされてもいつか迎えに来てくれると
涙を流し、今もなお待ち続けている。
取り返しのつかない多くの尊い命が失われた。
動物も人と同じ命。殺すのではなく
生かしておくことは本当にできないのか。
福島第一原発前で交通事故に遭い、 母親を失い、自らも重傷を負った仔牛のふくちゃん。 希望の牧場へ搬送され、その後天に昇るまでの約1ヶ月の間 私たちは、ふくちゃんから、
たくさんの勇気、
あきらめず前を向いて歩く希望を教えてもらいました。
どんな命も何一つむだな命は無い。
静まり返った警戒区域内では、
取り残されたさまざまな動物たちの助けを求めるSOSの声が鳴き響く。

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