2011/02/28

激.気分屋

ナニが嬉しいのやら独り勝手にゴロゴロ喉ならしてる


次の瞬間、ナニが気にくわないのやら独り勝手にブンむくれてる

2011/02/27

YJ最新号の興味深い記事

現在出ている『ヨガジャーナル日本版』vol.15 にとても興味深いエッセイが載っています。

ーク・シングルトン氏が書いた「ヨガの大いなる真実」
なんともまぁ大層なタイトルではあります。そんなこと今まで知らなかったの? 何てナイーブなの? 所詮はすべてが欧米人のコンテクストで語られているじゃん!という思いも正直あります。それでもやはり、こうして調査研究した結果を分かり易く伝えようという文章は非常に楽しく大変勉強になります。4ページにもわたるものですが、写し書きすると自分の頭にも入りやすいので、少し抜粋してみます。

まずは冒頭から
「冬の薄日がケンブリッジ大学図書館の高い窓から差し込み、一冊の黒い革の装丁をほのかに照らしていた。私は本のページを操りながら、馴染みのあるポーズをとっている男女の写真の数々を眺めた。戦士のポーズ、ダウンドッグのポーズ、ウッティタ・ハスタ・パダングシュターサナ(手で足の親指をつかむポーズ)、次のページにはヘッドスタンド、ハンドスタンド、スプタ・ヴィラーサナ(横たわった英雄のポーズ)......あたかもアーサナのテキストに載っていそうな写真だ。だが、それはヨガの本ではなく、20世紀初頭のデンマークで生まれた体操、「プリミティブ・ジムナスティクス」についての記述だった。
  その日の夕方、自分のヨガクラスで生徒たちの前に立ちながら、私はさっきの発見を思い返していた。いま自分が教えているヨガのポーズのほとんどが、1世紀ほど前にひとりのデンマーク体操の先生が考案したものと同じだなんて......。その人物はインドに行ったこともなければ、アーサナを習ったこともない。それなのに5秒カウントから腹部の「引き締め」、ポーズからポーズへのダイナミックなジャンプ移動まで、すべてが驚くほどヴィンヤサヨガに似ていた。それらはどれも私が知っているものばかりだ!
  時が過ぎても好奇心は収まらず、もっと調べてみることにした。そこでわかったのは、このデンマーク体操が19世紀にヨーロッパ人の運動法を大きく変えたスカンジナビア体操のひとつであることだった。スカンジナビア体操はヨーロッパ各地に広まり、陸海軍をはじめとして多くの学校での身体訓練の基本となった。そしてその流れはやがてインドにもたどり着く。YMCAインドの調査によれば、1920年代に「プリミティブ・ジムナスティクス」はインド亜大陸でもっとも人気のあるエクササイズのひとつで、その上をいくのがP.H.リングが開発したスウェーデン体操だったという。私はいよいよ混乱してしまった」

どうですか? おもしろいと思いませんか?

かくしてシングルトン氏は 「もし日々実践しているヨガが由緒ある古代インドの伝統でないとしたら、いったい私は何をやっているのだろう?」  という疑問に突き動かされて独自の調査研究を開始していきます。

数々の文献:「ヴェーダ」「ヨガ・スートラ」「ウパニシャッド」「ヨガ・ウパニシャッド」「ゴーラクシャ・シャタカ」「ハタヨガ・プラディピカ」etc.

数々の先人たち:スワミ・ヴィヴェーカーナンダ、スワミ・クヴァラヤナンダ、T・クリシュナマチャリヤ、K・パタビ・ジョイス、B・K・S・アイアンガー、インドラ・デヴィ、T・K・V・デシカチャー etc.

「ヨガの歴史を掘り下げて調べていくうちに、パズルのピースが少しずつ埋まりはじめ、ようやく全体図が見えてきた」

そして、驚くべき真実(彼曰く)を発見します。
「近代ヨガのアーサナはインド生まれではない!?」

「クリシュナマチャリヤはダイナミックなアーサナ練習法を考案した。それは主として、身体鍛練の時代精神に寄り添うインドの若者に向けられたものだった。クヴァラヤナンダの練習法と同じく、ハタヨガとレスリングの鍛練法と、近代ヨーロッパ体操を組み合わせたもので、それ以前のヨガの流儀には見られないものだった。
 こうした実験がやがていくつかの現代アーサナ練習法へとつながっていったが、中でも特筆すべきは、今日アシュタンガヨガとして知られるスタイルだ。この練習法を用いたのはクリシュナマチャリヤの豊富な指導歴の中ではごく短期間だったが、結果的にはこれがヴィンヤサ、フロー、パワーヨガなどアメリカのヨガスタイルの誕生に大きな影響を与えることになった」

「つまり、近代ヨガとは、ヨガという大樹に新しく移植された接ぎ木にすぎないと。(中略)ヨガを数多くの根や枝をもつ古代の大樹と考えることは、真の”伝統”に背くことでもなければ、ヨガと称するものをすべて無批判に受容することでもない」

「近代ヨガにおける西洋の文化的、精神的影響を知ることで、私たちが伝統というものをどう理解し、かつ誤解するか、どんな希望や不安を抱くか、また新しい何かを生むにはいかに多くの要素が関与するかということが分かる。さらに、ヨガの練習への認識が変わり、ヨガを通して自分が何をしようとしているのか、それが自分にとってどんな意味があるかを考えるきっかけにもなる。ヨガの練習自体と同じく、こうした知識は、自分の置かれた状況や自分の本質をも明らかにしてくれる(続く)」

『ヨガジャーナル日本版』vol.15(2011年1月28日発売)
p.76 - p.80 特別寄稿「Yoga's Greater Truth」
・text by Mark Singleton
・translation by Yasuko Tamaiko


*マーク・シングルトン:自らも熱心なヨギであるヨガ研究者。ケンブリッジ大学で神学の博士号を取得。近著「Yoga Body : The Origins of Modern Posture Practice」


今春もフィットネスセッションに参加します

私のGWは「府中くらやみ祭り」と「フィットネスセッション」です。

今年も3日間にわたり、9会場で90クラス以上が行われます。

第25回フィットネスセッション
「FITNESSとは何か  WHAT IS FITNESS?」
2011年5月3日〜5日(全3日間)
於 : 東京YMCA東陽町ウエルネスセンター

ACOYOGAクラスは、
5月3日(火)16:15〜18:15  1F講義室A
受講料 : 4,500円   ※ヨガマットをご持参ください。

「気軽に”呼吸法”をプログラムに取り入れよう!」
ヨガにおける三位一体:調身(体位)・調気(呼吸)・調心(瞑想)。これらを別々に捉えたり、得手/不得手の意識を持っていませんか? まずはヨガの代表的呼吸法をおさらいし、次に簡単な身体操作を加えることで「呼吸+ポーズ=瞑想」へ昇華させるアプローチを楽しみましょう。フィットネスの現場、限られた時間内でも「呼吸法」をプログラムに積極的に組み込むことは可能です。シニア世代にも対応しもう一歩深みのあるヨガプログラムを提供するヒントになります。多少のポーズを行いますが大きなフローはありません。座位の呼吸法が中心となります。暖かい服装でお越しください。快適な鼻呼吸のために必要に応じてティッシュをご持参ください。どなたでもご参加可能です。

※詳しくはフィットネスセッションのHPをご参照ください。


[ 過去のブログ記事 ]
・2008年のフィットネスセッション
・2009年のフィットネスセッション
・2010年のフィットネスセッション

禁.ネコアレルギーの人

ぶふぁっくしょん!!

ジェルネイル

土やら猫やらアレコレいじくり回すので、マニキュアなんか絶対ムリ!と思ってた私。それがどんなに乱暴にしてもまずは大丈夫なジェルというやつに出会ってからは、ネイルを楽しむのがすっかりクセに。おまけに「4週間は落ちさせない!」と豪語して絶大なファンがいるネイリスト Akikoさんにお願いするようになってからは本当に1ヶ月放置でOKの楽々ネイルになりました。

今のハンドはこんな感じ


この前までは、「OM」の梵字を施してもらっていたのですが、今回は思いっきり可愛いバージョンでかなり照れ臭いデザインを初体験中。洋服などではできないことだって、爪なら冒険して「らしくない」ことも平気で楽しむことができちゃいます。

Akikoさんのサロン Belle Griffeより。
過去のデザインは
ハンド1  ハンド2  ハンド3  フット1  フット2  フット3   フット4






鹿児島プチ観光

西郷隆盛洞窟。愛情こめて”せごどん”と呼ばせてください。

「おはんらにやった命」と西郷隆盛が49歳で自決した洞窟。ちなみにここの前でゴヴィンダ先生ご一行と遭遇。

日本初の黒酢レストラン「桷志田」敷地内。黒酢づくしのランチ初体験。

かなりのパワースポット 犬飼滝 

 火山灰は平気でもスギ花粉は苦手な由香里さん 桜島へ向かうカーフェリー 本当にお世話になりました

桜島お土産屋の看板猫 白黒ブチは近くでみると火山灰まみれ

鹿児島WS

観光旅行では何度か訪れたことがありましたが、ヨガのワークショップでは初めての九州。鹿児島でヨガスタジオ凛を主宰している由香里先生に呼んでいただきました(由香里先生については以前のブログでも紹介しています)。

リ クエストいただいたテーマは二本立て。 第一部は腰痛克服、第二部がテンセグリティー・ヨガ。最近の私の十八番テーマです。キャンセル待ちの方が多かったためギリギリになって定員を少し増やすことになりました。屋久島や宮崎など遠方からもお越しいただき・・・、あ、一番遠方は私か(笑)。実に嬉しくありがたい状況での開催となりました。

たくさんのペアワークをしました。黒キャミ&赤パンツ&お団子頭が由香里先生





第一部「腰痛を克服しよう」集合写真




ヴァイクンタヨガ特製ブロックを使用



第二部「テンセグリティー・ヴィンヤサ」集合写真


鹿児島では同じ週末にあのゴヴィンダ先生のWSも。午前中にゴヴィンダ先生→午後にACOと、なんともまぁ畏れ多くも光栄な掛け持ち受講をされる人も。そして開始時間15分前には全員が揃い、各自マット上で準備万端という、私のWS史上で最高に時間厳守の皆さんでした。そうそう、午後のテンセグリティー・ヴィンヤサには葉月先生がサプライズ参加。かつてterakoyaや神南プラクティスでお世話になった葉月先生。現在は鹿児島のご実家へ戻っていらしたのですね。今回も受講者にはインストラクターはもちろん、理学療法士、精神科にお勤めの人、整体師の方なども。開始まもなくは少々緊張したのですが、こちらの予想を嬉しく裏切る明るくノリの良い方ばかり。乗せられ励まされリラックスさせていただいたのは私の方でした。ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。すぐまた戻りたい気分でいっぱいです。

WSの様子は、スタジオ凛の公式ブログと、由香里先生の個人ブログでも報告されています。
由香里先生、改めて心からお礼申し上げます。

2011/02/16

ヨガジャーナルの撮影

墨田川を渡ったのは何年ぶりでしょうか。水天宮にある撮影スタジオに行ってきました。
『ヨガジャーナル日本版』 次号、特集ページ中の「ホームプラクティス」を監修させてもらいました。

モデルは野沢和香ちゃん。担当は小口梨乃さん。(和香ちゃんのウェアはeasyoga)

和香ちゃんに対するカメラマン李さんのマニアックな美学がスゴい。

14年も一緒にいると

要求の伝え方もヒトっぽくなってくる

nagoya night

名古屋ワークショップの後、二次会でNaYOGA代表 坂野さんにシガーバーへ連れて行ってもらいました。

名古屋MySOUL8 WS

2月5日(土)名古屋のMySOUL8でワークショップを開催しました。

名古屋で生まれ、渡米する23歳までずっと名古屋で育った私ですが、意外にも名古屋でのWSは今回が初めてでした。「名古屋は独特だよ」と周囲から脅かされてガラにもなく緊張して臨んだWSです。しかしフタをあけてみたら、今までの集中講座に参加してくれたお馴染みの顔がズラリ。名古屋以外の遠方からも集まっていただき、おかげさまの満員御礼。長丁場にもかかわらず集中力を切らすことなく最後まで熱心に楽しんでいただき本当にありがとうございました。終了後も写真撮影大会で大いに盛り上がり、またの再会を誓い合った皆さん、そして呼んでいただいたMySOUL8のyoshi先生、お世話になりました。ぜひまた次回に!

2011/02/15

DGPのCE パート3のお知らせ

Dreamgirls Project の

 CE集中講座 パート3
日程と内容が決定しました。今回は濃厚3日間です。

開催日時 : 5月20日(金) ~ 5月22日(日)
開催場所 : 横浜Body & Mind Yoga
参加費用 : ¥43,000
 ※早割 : ¥39,000(4/30までのお申し込み)

“あなただけの表現”
  • アサナクリニック~3つの側面
  • 潜在意識の分析と活用

  • 女性の生き方としてのヨガ

  • サンスクリット語のABC

  • プレゼンのテクニック 他

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初めての方も大歓迎です。
横浜でお待ちしてます。

峯岸道子&きょうこジャスパー&ACO