・chair
・plank
・halfway-up
chairを筆頭にこれら3つの共通点は、サマにならない、中途半端、流派スタイルによっては無い、おざなりにされやすい。早い話、あまり好かれないポーズ。
特に好きなのが、halfway-up。ハーフウェイアップ!
人によっては、half-lift-up と呼んだり、head-upと呼んだり。
「半分、体を起こして」ってやつ。
halfway-upは前屈にチャンスを与えてくれる。
吐息で前屈して → いったん吸息 halfway-upして → 再び吐息で前屈する。
一度外を見渡すのって素晴らしい。
植物だって同じだ。土壌の特質、今日の湿度、温度、風(向/量)、太陽、周囲に重なる他の植物、そして自分の根のはりかた、自分のもって生まれた特質、etc., そうした周囲の環境を計りながら、生き残りやすいように自分の枝葉を伸ばしていく。黄金数を、必然性を見いだして。自然の世界はそうして成り立っている。
自分の内側だけじゃない。自分の外の空間との方向や距離を調べて感じて表すチカラ。このチカラを養うのがhalfway-up。このチャンスをくれるのがhalfway-up。一度はこうしてみたけどチョッと待って。もう一度周囲を見渡して深呼吸。うん大丈夫。ちょっとだけ微調整。そして無駄なチカラを抜いてもう一度トライ。
私のクラスでは、至るところでhalfway-upを入れる。いい加減にやっている人がいたら何度でもやってもらう。もう一回、いや何度でもhalfway-upを入れてもらう。だって実人生はなかなかそうはいかないのだから。せめてマットの上では何度でも繰り返してもらう。クラスでは、off the matの生き方を自分の体を通して練習しているのだ。そして、その繰り返しが少しずつ減っていっても大丈夫なように、一回ごとのをhalfway-upを本気で丁寧に行って感じ取っていく。
来た道を少しだけ戻ってみるのも悪くない。
顔を起こして。胸を開いて。大きく息を吸って。
ハーフウェイアップ!
拙DVDから、初々しいhatsumi先生ポーズモデルのhalfway-upをどうぞ。
吐息で前屈 |
吸息でhalfway-up |
吐息で再び前屈 |
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