2017/03/04

プログラム

明日はテンセグリティー・ヨガのワークショップ。
ロータスエイトで隔月開催している恒例のテンセグWSだ。

今回はイレギュラー。
午前に『陰ヨガ3.5時間集中講座』で、午後に『テンセグWS』。
両方参加すると少しお安くなる。

「この陰ヨガ集中に出たかったのぉ!...だったら、ついでに例のテンセグとやらも1回くらい受けとこっかな」

テンセグWSも明日で34回目。
手を替え品を替えじゃないが、たまに別タイトルのWSと2本抱き合わせだと、確実に参加者が増えてくれる。’ついで’ だろうが何だろうが、キッカケは大事だ。ありがたい。


ワークショップが近づくと、主催スタジオから「現在の参加者リスト」が送られてくる。
私にとってのベストは、初参加者・リピーター・認定講師がほぼ同じ割合。そんな理想通りのときは自分が当該回でやりたかったプログラムをそのままやってしまう。しかし、その割合がいずれかに偏っていたら、プログラム内容の修正をして参加者全員のニーズにほぼほぼ見合うように微調整をする。

ここで私が自分に言い聞かせていることは、特定の認定講師への情に流されないこと。
「お!△△△ちゃん、九州から泊りがけで来てくれた。ならば最近のクラスでやっているアレとソレも全部伝えた〜い」なんてのが一番まずい。腰痛改善なのかアサナのコツなのか、もうワケが分からない内容になってしまう。

これは普段のレギュラークラスでも同じだ。
なんらかの理由でチョッと意識すべき珍しい参加者が来た場合、こちらはイイとこ見せようとアレコレ欲張りなインストラクションになり、結果、内容は取っ散らかって時間配分もめちゃくちゃ。自分らしい良さが発揮できないクラスになってしまう...イントラあるあるケース。

そもそも私のテンセグWSにおいて、こう言っちゃなんだけど、認定講師の存在はあまりナーバスに考える必要はない。彼ら彼女らは、基本(養成講座のテキスト)の確認だったり、テンセグ初めてサンを教える場合のコツを盗みたかったり、そんな理由で来ている(はず)。最新ネタやバリエーションはフォローアップ講座を受ければいい(はず)。

私が意識すべき相手は、初参加者さんとリピーターさん。
初参加者には「テンセグとは?テンセグの楽しさとは?」を知ってもらいたい。
リピーターには、ちょっとしたアップデートを共に経験して欲しい、いわば(私が勝手に決めた)実験工房の同志のような存在。
(リピーターには、よしんば養成講座に興味を抱いて欲しいスケベ心もあるが、そこはグッと我慢して)。

つまり、この隔月開催の恒例ワークショップは二つのパートから成っている。
(1)テンセグの基本(養成講座テキストに即して)
(2)ちょっとしたリニューアルのための実験

(2)はあくまで私の実験、現在進行形で変化する「アコテン」であり、完成品ではない。
これを認定講師がまんま真似してもダメだ。私が努力と時間を積んだ上でたまたま試している表現なのに、なぜそれなのか?なぜその言葉なのか?の理由を考えることもなく、ソッコーで真似したところで説得力は全然足りないだろう。



毎回のWSで(2)の内容はもちろん、「(1)+(2)」のバランスに悩み苦しみ、ときに不発だったり、ときにヒットだったり。

そうやって続けていく中で、権威と威光のビッグイベントがあったりする。
いわば「紅白歌合戦」だ。どれだけ新譜がウケようと、本人としてはデカいことをやったつもりでいても、、やはり故郷の親や同窓生は「紅白には出てないの?」と聞いてくる。ロックな発言をしている歌手も、年老いた親を1回だけ喜ばせようと試みて、晴れて出られたらその大舞台がクセになっていく(あるあるpart2)。


さて今年も紅白にエントリーとなったら、どの曲目でいくか。
主催者からのリクエストもあろう。事務所からの希望もあろう。
スベるの覚悟で新譜でチャレンジするか。
往年のヒット曲にするか。その場合は、
『お嫁サンバ〜2017ver.』で、途中で「ヒュ〜!」とか「イエィッ!」とかオカズを入れてアイタタとなるか。
本家本元『天城越え』基本のまんまながら、経年の凄みで沁み沁みにさせるか。
あるいは、もう呼ばれないか、その前に自分から辞退するか。
あるいは、番組自体が迷走するか、視聴率の低迷ぶりが止まらないか。
あるいは....

なんで紅白の話になった?
弥生3月スタートしたばかりで、なんで大晦日の話になった?

逃避だな。
プログラム作り、最終調整からの逃避。

10ヶ月弱、戻そう。

明日のワークショップ2本。
がんばれ自分。

明日お越しの皆さま、ありがとうございます。
よろしくお願いします。

こんな感じで、あと少し。
あと半日、集中してやり遂げます。
ひとまわり昔の写真。超初心者コース。


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