グッバイ、星男クン。

先週、「猫の森」最年長だった星男クンが星になりました。21歳になっても母性をくすぐる独特の魅力を放っていた星男クン。ファンも多かったようです。

2月22日＝猫の日、「猫の森」ではとても大切なイベント「新. 猫への遺言」がありました。イベントを目前にして、「猫の森」代表の南里さんがご自身のブログでこのイベントに込めた溢れんばかりの想いを語っています。

（「勇気と魂のリレー」2/19 南里さんブログより抜粋）
昨年2/19桜舎にやってきた星男クン、今年21歳。ご家族の遺言があったから、今ここにいます。球磨たんのご家族は入院に際して、彼を猫の森に託されました。いろんなドラマを背負って猫の森にやってきた猫たち。彼らはここで何を感じているでしょう？ いつか虹のたもとでご家族と再会する日まで、猫の森は彼らに伴走します。彼らを看取るとき、私は彼らからたくさんの勇気と清い魂を受け取ります。勇気と魂のリレー。いつか私もバトンタッチしなければなりません。どうぞこのリレーを繋いでください。猫たちと生きる魂と命のリレー。（中略）虹のたもとの猫たちとの約束。彼らに再会するとき、恥ずかしくないよう全身全霊で臨みます！どうぞ、みなさん12年間の猫の森の軌跡、今、これからの未来の話を共有してください。

そして、南里さんが全身全霊で臨んだこのイベントが無事に終了したのを見届けてから、猫の森にいつもの静けさが戻ったとき、仲間の猫たちに見守られながら、星男クンはそっと息をひきとったそうです。南里さん流に言えば「スターマン、星になる」ですね。なんてかっこいい星男クン。最期の最後まで女心を魅了します。

ご家族の遺言で、星男クンは火葬の後、お骨をご家族の眠るお墓に入れてもらうそうです。再会したご家族と共にスキップしながら虹の橋を渡ることでしょう。南里さん、猫の森のスタッフの皆さん、魂と命のリレー完了ですね。見事なリレーを学ばせてもらい、ありがとうございました。

これからも猫の森のリレーは続きます。
私もこのリレーを応援しています。毎月1回は伴走にも参加しています。
いろんなドラマを背負ってやってきた猫たちと共にヨガを楽しみたい方、ぜひお越しください。
「ACOYOGA in 猫の森」毎月最終火曜19時〜20時半。次回は3月31日です。

星男クン、出逢えてよかった。そばにきてくれてありがとう。たくさん触れさせてくれてありがとう。マットに乗ってくれてありがとう。一緒にヨガをしてくれてありがとう。

「Good Bye」は「God be with you.」の短縮系。もともとは悲しい別れの言葉じゃない。大切な存在の魂に贈る愛の言葉。グッバイ、星男クン。グッバイ、またね。