きっかけは『ヨガジャーナル』からの原稿依頼でした。
たくさんあるヨガの種類。自分に向いているヨガが分からないと迷っている読者に向けて、さまざまな先生が各流派を解説するというコーナー。私は「ヴィンヤサヨガ」を説明するという大役をいただきました(。-_-。)。10ン年前ならいざ知らず、現在では私なんてヴィンヤサヨガ指導者リストに入れてもらうのも申し訳ない感じですが....。こういう機会は自分の考えを簡潔にまとめる訓練みたいなもの。せっかくなのでお受けしました。
なんつって大げさに言ってますが、実際は原稿依頼というより、ちょっとアンケートにお答えする程度のものです。なので、誌面でもアンケートの回答として、ほんの数行に編集されてます。ざ〜んねん(@ ̄ρ ̄@)。せっかくですから自分への備忘録として、最初にまとめた原稿をコピペします。未練がましくてスミマセン。もう発売されたから時効ですよね。
なんつって大げさに言ってますが、実際は原稿依頼というより、ちょっとアンケートにお答えする程度のものです。なので、誌面でもアンケートの回答として、ほんの数行に編集されてます。ざ〜んねん(@ ̄ρ ̄@)。せっかくですから自分への備忘録として、最初にまとめた原稿をコピペします。未練がましくてスミマセン。もう発売されたから時効ですよね。
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・「ヴィンサヤヨガ」とはどんな特徴のあるヨガですか?
ひとつの呼吸にひとつの動作をのせながら、 途切れることなく動いていくシークエンスです。 決まったシークエンスを行う伝統的な流派のヴィンヤサもあれば、 フリースタイルのヴィンヤサもあります。いずれの場合も、 シークエンス、つまり「始まりー中間ー終わり」 という流れの順序を大切にします。ひとつのポーズの中にも「 始まりー中間ー終わり」があり、その「終わり」は次のポーズの「 始まり」に連結していきます。そして全体としてひとつの大きな「 始まりー中間ー終わり」となっていきます。儚さと連続。 相反する二項で成り立つ宇宙を呼吸と動作で体現する、 知的で成熟したスタイルのひとつだと思います。
・「ヴィンサヤ」とはどういう意味ですか?
ヴィンヤサはサンスクリット語の「vi=適切な[特別な] 方法で」と、「niyasa=配置する、見極める」 からできた言葉です。スタート地点からエネルギーを適切に導き、 途切れることなく歩を進めてピークに辿り着き、 そして終焉へと向かう、一連の進化のステージです。 今の在り方が次に起こることに影響を及ぼしていきます。登山、 音楽、一日、季節、人生、 あらゆる事象にヴィンヤサは見てとれます。
*「ヴィンヤサ」にはもうひとつの意味もあります。それは拙ワークショップ「ヴィンヤサプログラムを作る」で詳しく....。
*「ヴィンヤサ」にはもうひとつの意味もあります。それは拙ワークショップ「ヴィンヤサプログラムを作る」で詳しく....。
・「ヴィンヤサヨガ」ならではの効果はどんなことですか?
プログラムの最初から最後まで徹底して「呼吸」 に寄り添うことができます。 動き続けながらも静謐な心を保ち続けるという練習は、 日常のいろいろな場面で役に立ちます。 大いなる自然のダイナミズムの中に入っていきやすいので気持ちが 安らぎます。
・とくにどんな方に向いているスタイルですか?
太陽礼拝や立ちポーズがないヴィンヤサもあります。 ソフトでスローなヴィンヤサもあります。強度・ 難度のバリエーションが付けやすい間口の広いスタイルなので、 どんな人にも合いやすいと思います。 一般的に日本人の精神性に向いているのではないでしょうか。 春の季節、 散りながら咲く桜を思い描いてヴィンヤサをしてみるのもお勧めで す。
・その他、「ヴィンヤサヨガ」 について外せないポイントがあればぜひ教えてください。
自分でシークエンスを作る場合、「自然な動きやすさ」「 気持ち良さ」を大事にします。 股関節を外旋させた後は内旋させた方が気持ちが良いし、 前屈した後は後屈した方がより自然に次へと繋がります。 そうやってシークエンスを作っていくと、 身体への理解が深まりとても勉強になります。 相反するものを適切に配置して、流れるように繋いでいく、 まさにヴィンヤサの意味が体感できます。
(以上. ACOYOGA)
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