2015/03/30

テンセグリティー・ヨガについて

テンセグリティー・ヨガ で誤解されがちなことのひとつ

「ああ、皆で輪になるやつ」

いいえ。テンセグリティー・ヨガは基本ひとりでやります。
私のレギュラークラスでアレはやりません。やっても盆と正月くらい。

テンセグリティーとは?を3時間位かけてお伝えするワークショップではやります。
理解してもらうメソッドのひとつとして、ペアヨガやパートナーヨガの形をとります。

なぜそうした形をとるのか。

最初にグループワークをした後にひとりでポーズをとると、いつもより楽に伸びやかにできます。必ずしも思い通りにならない他者と力を合わせたことにより、人の数だけ倍々で学習したことが体に身についていきます。自分の内と外に関して方向と距離を計る余裕が生まれます。

あくまでひとりが最終目標です。自立したひとり。他者とも共存できるひとり。

外の力(他者の力・自然の力)も信じて。もう一度信じ直して。
外と共存する強さと優しさをもった個人として。
内と外との調和をはかりながら。
人生をポジティブに切り開いていく自立したひとりの人間へのステップ。
テンセグリティー・ヨガを通してその一歩を体感したいと願っています。
元の形に戻れなくても、形を変えながら、外と共に在り続け、生き続ける、そんな願いです。


1本ずつバラバラに在る

必ずしも気が合うかどうか分からない他者とペアにされて
もっと数が増えて....なんだか楽しそう。いや、勘弁してよ。

無理に合わせられたって、長さも太さもてんでバラバラ

文句言ってても仕方ないから、とりあえず皆に公平なセンターから整える

せっかくだから、一緒に飛翔するよう繋がろう

そこ、ちゃんと自分の仕事して!イテテ、引っ張らないで。

引っ張ろうとする力。戻ろうとする力。主張する。抵抗する。

個々が自由と権利と責任を発揮する。

すったもんだ....それでも全体と個がバランスをとる時が訪れる

もう大丈夫。仮センンターのゴムはいらない。切ってしまえ!

次々と切り捨て

手放し

個であり全体でもある。自由を手にする。
そして破壊。再び1本ずつバラバラに。
以前とは違う。1本ずつが強くなる。強いひとつとして在り続ける。

どうやって繋がろう

とにかく試してみる

試して

試して

テンションで整う

テンションで進む

進む

進む

ひとりになる。強く優しいひとりになる。

時に、ゴムを手放し土台だけに戻り

以前のひとりとは違う

成長したひとりずつの集まり

テンションで整う

テンションを手放す

どちらも面倒。どちらも楽し。



こちらもご覧くださいACOYOGAテンセグリティー・ヨガ




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