2015/04/04

ヨガポーズで記念撮影するということ

いつでもどこでもヨガポーズでパシャリする人がいる。

目立つアームバランスのポーズをドヤ顔でしていても、
(「アーム」は英語で「権力」の意もある)
もう少しおとなしめで、祈ってたり瞑想している風でも、
掌に太陽をのせていても、
逆光でも、
アイデンティティーを消している風でも、
狙っていても、
無邪気な記念写真だとしても、

印象はだいたいふたつ。

「場に溶け込む静けさ」を感じる場合。
あるいは、
「場を征服する猛々しさ」を感じる場合。

これはヨガポーズに限らない。
たとえば自然の中で様々なレベルのザラつき感を試みるファッション写真しかり。

いずれにせよ、私は男性的な印象を受ける写真が苦手だ。
あえての表現として、男性的と言ってしまおう。

桜の下。岩の上。サンライズ。サンセット。そこはそのままで十分に美しいのに。

犯(冒)そうとしている。征服しようとしている。汚そうとしている。

私の中には、暴力的な権利の主張に対して、徹底的な嫌悪が根づいている。
そのせいで、ついつい過敏にみてとってしまうのだろう。

・・・イージーに心理分析されそうな文章になっちゃった (--;


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