2017/01/16

2017アコテン備忘録

先日のワークショップ。
「2017アコテン」の初回アウトプット。

今現在の私にとってのテンセグリティー・ヨガとは?
テンセグリティ構造をヒントに、どう世界を捉えるか?
その世界観を、ヨガプログラムを通して、どう伝えるか?

そのプログラムを作った時の備忘録をここにも記しておこう。

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テンセグリティ構造は変化に強い。
刻一刻と変わる重心や外からの刺激を「全体が連携し合って」微調整し続ける。たとえば、何かを失っても全体で補完し合って、存続させようと調整する。体の一部、家族の一部、社員の一部. etc. どこか一部が欠けていても全体で補完し合っていくので不完全という概念は無くなる 

揉めたりブレたりしながら、試行錯誤を繰り返し、相反する2つの間を行きつ戻りつ、どうにかこうにか今現在の中庸を探していく。これは陰陽を繋ぐヨガそのもの。



調整する力 修整する力 元の形を変えながらも持続可能にする力


★テンセグ模型は メタファ
自分と他者  自分と組織・団体  自と世界・自然
中心のない世界 えば、これからの社会組織の在り方。
力ではなく、成熟した意思の力が人を結びつける
案件ごとにチームが結成され問題が解決するごとに解散する
所属するのではなく、ミッションを共有する


*「始まり~中間~終わり」
*「終わり」は同時にもうひとつの「始まり」。
それは単純な連続の時もあるし、
(特にこれから未来は)形を変えても持続可能にしていくチカラ。
・井桁の真ん中のゴムを切って、そのゴムを消滅させても、形を変えて周りの白いゴムが新たに、さらに強く柔軟な(=持続しやすい)フォルムを築いていく。
・医療の世界、移植。義手や義足や義眼などのスペック。
・自分の子供を持たなかった私が、テンセグを通じて伝え残す。
・被災地の復興。
・形じゃない。形骸化されたものへの権威主義の時代は終わる。美しい山里やお城が元の形を失っても、(世界遺産を認定する委員たちの思惑とは関係なく)私たちは「世、地球の美しいもの」を伝え残すチカラを持っている。



日没 *太陽と月が入れ替わっていく時間。
写真撮影で人気のマジックアワー。
空が最も美しい時間。それはほんの30分にも満たないわずかな時間。
夜明けであったり、今の薄暮れ・薄暮であったり。
多くの野生動物が狩りに出かける時間。忍びやかな気配が似合う時間。 
陽と陰が同時にある。世界が完全である奇跡のような時間。
終わりと始まりの在り方が、最も単純に・整然と・美しくある時間。
この世界の美しさを知って伝えていきたい。
もしも、万一もしも、この美しい在り方すら地球から無くなっていく日が来ても、こんなに美しいものがこの世にはあるんだと、あったんだと、それを伝えていかなくてはいけない。





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