2017/08/14

好きだから大切か?

「好き」なものと、「大切」なもの。

好きなものに対しては、裏表のない真正直な態度だ。ただし、必ずしも対象のことを思い遣ってはいない。悪意はない。しかし、自分本意の感覚。

大切なものに対しては、もう少し複雑な心理が働いている。大切に‘しなくてはいけない’という責務も匂う。失ったときの相当なダメージも想定できるから、普段からちゃんと心を配っておこうという抑制した感情。

もちろん、これらはあくまで私の場合であり、言葉の印象に過ぎない。

私的な定義を承知の上で。
残りの人生、できるだけ「好き」なものと「大切」なものが一緒でありたいと思う。

何かを好きになったら、それを大切に思う?と自分に問う。
何か大切なものができたら、それを好き?と自分に問う。

そうした作業を通して、自分自身への理解は深まる。主体としての自分を通して、世界への理解は深まる。

「好き」と「大切」との間にはびこるザワザワをクリアできたら、そこには「愛と誠」だけが残るに違いない(笑)。あくまで私の場合。あくまで言葉の印象の話。




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