緊急事態宣言の延長にあたり

 緊急事態宣言が延長されました。

スタジオが開いていようとも私の対面クラスは休講とさせていただきます。

クラス再開を望んでいた皆々さまには心からお詫び申し上げます。

（その分もオンラインクラス、頑張ります！）

緊急事態宣言を意味無きものにしていては感染状況が好転しません。新しい変異株がまん延する危険な時に、自らが人流を作るような行動は慎みたいと考えています。どうか今回の判断にご理解をください。

経済活動の失速も芸術活動の衰退も出来得る限り食い止めるべきです。

しかしヨガに関しては、有事になってまで一堂が会して行う必要がない、というのが私の考え方です。

ヨガは、人によって、生活の糧であったり、生き甲斐であったり、お稽古事であったり、趣味であったりと様々です。私のヨガ歴30年にわたって片時もヨガと離れての日々はありません。しかしそれはリアルなヨガクラスへ通う事とイコールではありません。オンラインクラスでのヨガ、あるいは日常のそこかしこで1人で行うヨガ。チョイスはまだまだ残っています。

誰もが「このくらいなら～」「少しくらいなら～」と猶予を自身に与えてしまっては、全体が何ひとつ変わらないままです。そうした個々人の行動の総体が緊急事態宣言を名ばかりのものに貶めズルズルと延期させ、まさに、それこそが経済活動の再嫁を妨害しているのだ思います。

皆さまのご安全と充足を心よりお祈りします。

いましばらく我慢して、また笑顔で伸び伸びと同じ空間を過ごせる日を私は待ちます。