2012/10/09

決意 (和合 亮一 作)


大切な飲み友達の碧ちゃん(Ao yoga)
ヨガ講師、商業デザイナー、心理士と様々な顔をもち、住んでいる宮城(多賀城)と生まれ故郷の福島を行ったり来たり。震災以降、子供たちを元気にしよう!をコンセプトに個人でボランティア活動をしている。

そんな碧ちゃんが今朝facebookに「決意」という題名の詩を紹介していた。

福島の人々に心から同情しても応援しても、やはり一方では客観的な判断として、福島にはもう住めない、子供たちはもちろん全ての人が全員避難して、福島の土地は捨てるべきだ、そんな考えの人が多い。
放射線被害の様々なデータがあがってくる中、感情論だけで福島を語ることへの矛盾は日増しに強くなる。

そうした事実を踏まえた上で、和合亮一氏はこの「決意」を書いたのだろう。

和合さんの想い。碧ちゃんの想い。福島の友人たちの想い。

何を言われようが、私ACO個人の想いもこの詩と同じだ。私は福島をあきらめない。

私は、福島をあきらめない。福島を誇りに思う。福島を子供たちに手渡す。福島を守る。福島を取り戻す。


了解を得たので、碧ちゃんのコメント付きで全文を紹介。


決意  (和合 亮一 )

福島に風は吹く
福島に星は瞬く
福島に木は芽吹く
福島に花は咲く
福島に生きる

福島を生きる
福島を愛する

福島をあきらめない
福島を信ずる
福島を歩く

福島の名を呼ぶ
福島を誇りに思う
福島を子供たちに手渡す
福島を抱きしめる

福島と共に涙を流す

福島に泣く
福島が泣く
福島と泣く
福島で泣く

福島は私です
福島は故郷です
福島は人生です
福島はあなたです

福島は父と母です
福島は子供たちです
福島は青空です
福島は雲です

福島を守る
福島を取り戻す
福島を手の中に
福島を生きる

福島に生きる
福島を生きる

福島で生きる
福島を生きる

福島で生きる
福島を生きる

ーーーーーーー

福島は梨の季節です。毎年、その季節の果物が私のところに届きます。私の故郷、福島から届きます。
今年、送られた梨の箱に一枚のチラシが入っていました。

「決意」という詩と市長からのメッセージ。「安全・安心な農産物をおとどけしています」

泣きました。泣けました。
悔しくて、悲しくて、辛くて。。。

まだまだ終わりません。終われません。
終わっていないんです。

福島は故郷です。無条件に愛しています。
愛しています。

(碧)



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