2014/09/01

渋谷集中講座「ヴィンヤサプログラムを作る」終了

Practice渋谷にて、
「指導者のための1Day集中講座 
 ヴィンヤサプログラムを作る」終了しました。

6年前から細々と開催していたものです。大きく内容をリニューアルし、TOKYOYOGAさんの「指導者のための1Day集中講座」シリーズに組み込んでいただいた昨年から、東京・大阪を中心に定期開催している講座です。毎回いつも濃いメンバーが集まり、笑いが絶えない盛り上がりのアッという間の7.5時間となっています。

今回は、間際にキャンセル2名が出て、参加者は11名。そのうち男性が4名。男性の参加が目立つ回となりました。参加された理由を尋ねると、自分の先生が勧めてくれた、前回の参加者が勧めてくれた、クチコミで良いと知った、前回アップされてた写真が楽しそうだった、etc. とても光栄で嬉しい言葉を聞けました。同じタイトルの講座を継続開催している者にとって最高に嬉しい応援です。勧めてくださった皆さん、ありがとうございます!

写真をみたら「あれ〜!?」な顔もいるような、既にかなり活躍されている先生方の参加もありました。そんな皆さん、きっと自分ひとりでフローを作るのはお手のものでしょう。でもこの講座は違います。学んだこと、こうあるべきことを使ったらNGです。しかも、自分の思い通りにならない他者との共同作業です。イラッとしてる人。静観している人。他グループが気になる人。積極的にリードするも相変わらずの様式や型(形)から抜け出せない人。戸惑いの時間が流れます。....それがやがて、少しずつ各々のグループから全員の声が聞こえ始めます。動きも大きくなってきます。ドッと笑い声が起こります。

これが「長時間」とれる講座の良いところです。2時間や3時間のワークショップでは、時間の経過による「参加者側が主体となったエネルギー」の変容はあまり大きくありません。2-3時間の場合は「教える側のエネルギー」「教える側のプログラムの組み立て方」に左右されるところが大きくなってしまいます。「長時間講座は大変ですね」と言われますが、実は逆なんです。私の場合、4時間超えの講座になると、参加者の皆さんに「場」を委ねる時間を設けています。その間、私は休憩...いえ、見守りながら、個々のグループ内の人間関係を観察しつつ、クラス全体の流れに修整を加える有無をはかりながら....休憩してます(笑)。だからこそ、4時間超えの講座になると、私は事前に参加者の情報を少し入れますし、参加者にも互いの名前を覚えてもらうようお願いしています。

さて、いつもと勝手が違うやり方に戸惑いながら作ったフロー。それを発表する際も、いつもの手腕を発揮するのは御法度です。慣れているはずの方が大汗をかかれていました。真面目そうにみえる方が驚きのアドリブで笑わせていました。一部からみればバカバカしい発表会かもしれませんが、そこでのアウトプット法は、キッズ、親子、高齢者、ペアやグループワーク、ヨガ未体験者を相手にいかようにも応用できるものです。引き出しを増やすステップになります。肩の荷をおろし、自信をもって、もう一度壁を破って突き進んでいく一歩になると信じています。「これでイイんだ」、いえ、もっと言うと、「こんなんでもイイんだ」の意識は、時にブレイクスルーと成り得ます。ターニングポイントと成り得ます。個々人がそこからどう努力していくか。その様子をみながら私自身も励まされていく。たまらない幸福です。

ご参加の皆さま、本当にありがとうございました。

*以下、私が本講座に詰め込んだ思いを再掲します。

ヴィニヤサ。流儀しきたりを離れ、
刻一刻と変容する現瞬間を研ぎ澄ました感度で生きる、その連続。
疑う力、悩む力、考える力、創りだす力、アウトプットする力、見極める力、修整する力、それらの作業を怠らない情熱を持ち続ける力

常日頃から指導者向け講座で強調している言葉です。こんな偉そうな言葉を放つ=自分の首をしめてるも同然です。今まさに目の前で喋っている現在進行形の私の話に対して「疑う力〜を発揮して」と言ってるわけですから。私自身が試され学ばさせてもらっている、そんな気がします。


受講される皆さん、よもや最初のうち何人かは、私が自分で作ったヴィンヤサ・シークンスを幾つも紹介して、そのポーズの名前と順番が書かれたネタ帳をご開帳しながら組み立て方を丁寧に解説していくのだろうと期待したかもしれません。そうだとしたら落胆したことでしょう。けれど、皆さんの方も時間の経過と共に能動的な構えに変わっていきます。悩み考え創りだしアウトプットしていく力、そうしたいというエネルギー。この先も枯渇することなく、自分の中で生み出し組立てていく、その為にはどうしたらいいのか?と自分で考えられる気概伝える立場を選択するという事はそういうことです。


そして、このタイトルの講座では、「ヨガでふざけたってイイんだよ」という、私にとっても勇気がいる提言をしています。ヒンズー教徒でもチベット仏教徒でも出家信者でもない受講者と私。修行者として身を捧げて練習に励む者へのコンプレックスに苛まれたり、やたら無条件にヨガを万能のものとしないで、一度自分たちのおふざけの対象にまで引きずりおとしてみる。高尚な技法を、通俗的だけど日々そこかしこに散らばっている身近な何かに例えてみる。あ〜、あるある。そっか〜。これか〜。うん、感じ出てる、出てる。体の実感。心の実感。「ヨガって楽しいよね」「ヨガって気持ちいいよね」「やっぱりヨガが大好きなんだ」指導者に取り戻して欲しい実感です。


どうせ、どんなにふざけたところで、先人達に体系づけられ脈々と受け継げられたヨガはびくともしません。懐の深いものなんです。ふざけた後は余計に凄さが身にしみます。

この講座をキッカケに「ヨガを伝える」ことを、ご自身の可能性の中にポン♪と入れていただければ嬉しいです。

それでは
8月31日。夏の終わりに生まれた世界で唯一の新しいフロー。それらを作った愉快で素晴らしき仲間の写真をザザっと。




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