ACOYOGA: テンセグ北陸第二期報告

M Yogaの陰ヨガ超集中講座を終えた翌日、富山へ移動。
今度は土曜日曜の二日間、
テンセグリティー・ヨガ指導者養成講座北陸第二期です。

金沢～富山の移動、いつもはジモティ先生の運転ですが、今回はひとり電車移動。乗ったのは「特急はくたか越後湯沢行き」。なんて魅惑的な名前でしょう！車内でます寿司を食べちゃったりしてテンションあがりまくりでした。そして到着した富山は予想通りの雪国。前日の金沢の比じゃありませんでした。

北陸二期はLeaf yoga主催。土曜は会館を借りて、日曜はLeafスタジオで。たえこ先生率いるLeafはテンセグ創成期から縁あるスタジオです。
そして今回のアシスタント、かおりちゃんとゆきこちゃん。
共にリーフの先生。共にテンセグティーチャー。心強い布陣でスタートしました。

その様子、Leafの先生方のブログもぜひ。

Leaf yoga代表 taeko先生ブログ→ ☆

ゆきこちゃんブログ→ ☆

かおりちゃんブログ→ ☆

テンセグ養成の中で、今回の北陸は私にとって大きなターニングポイントとなりました。

今年夏を過ぎた頃からそろそろハードルを上げようと思っていました。11月の大阪二期で少し試してみたところ...オッケー。ならば、次の北陸からいこう！

まずは途中で試験タイムを作りました。緊張感つくるためのダミーじゃなく、ガチの試験タイムを設けました。

そして、最後のグループデモでは、「すべての要素にテンセグリティーを入れる」という課題に挑んでもらいました。

引っ張る力と戻ろうとする力。”押し合う”という言葉ではまだまだ不適切。「力を打ち消し合う」状態をリクエストしました。

それ以前のTTでは、全くテンセグリティーになっていなくても、なんとなく皆で輪になって、たとえば中央に寄って～（パールシュバコーナ）、そこから開いて～（リバースウォーリア）的なものでも合格にしていました。でもコレって、従来のアサナをゴム付けた数人でやっているだけ。

そうじゃなく！前回の大阪から少しハードルを上げ、そして今回の北陸では明示しました。「正真正銘テンセグでフローを作って」と。

たっぷり悩んでいただきました（結果、生み出されたものは感涙もののテンセグヨガ！）。一応はTTですからね。テンセグ「ティーチャー」になるのですから。つまんなくても難しくても、そこは頑張ってもらわないと。得手/不得手に関係なくチョッと数学的な心身にモードを切り替えてもらいました。身体に巻き付けたゴムは、そうした力の打ち消し合いをたまたま可視化しやすくする手段のひとつに過ぎません。

もうひとつ、今回から「分かりやすく説明する」というか、種明かしをしていくTTとなりました。私の勝手な理想に「笑い話のように世界の法則を説く」というのがあります。通俗的な手法でエンターテインしながら、その実、とても大切で普遍的なことを言っている、というのがカッコいいなと思っていました。。。でも、今の私にそんなことは無理でした。だから、今回の北陸から、たとえば頭頂をつけあう「闘牛」に何の意味があるのか等々を、とても「ストレートに説明」するようになりました。off the matの人生よ！みたいなメッセージだけじゃなく。あのような形が成立した際の身体の各部位と、特定アサナの身体の状態との類似点など、その他いろいろ。やはり話さないと伝わりません。話すように変えました。ああ悔しい（笑）。できれば言いたくなかった。ただのゲームじゃないんだよ、って。でも言わないと始まりません。TTは、通常クラスともワークショップとも違います。それだけのお金と時間をかけてもらい、共に作り上げ受け継ぎ広めてもらう仲間作りです。秘話も種明かしもアリアリで、こっち側の意識モードに来てもらわないといけません。だからこそのフォローアップなのです。「第一期」に価値を見出し、無理しても駆けつけてくれた仲間には常に最大の感謝を覚えています。でも....ごめんなさい！どんどん変わっているから。「TT」ならではのホントのテンセグの難しさ奥深さをようやく入れてるから。ごめんなさい！習い直しに来てください！フォローアップで会いましょう！

そして、北陸第二期でうまれたテンセグティーチャーの皆さん

まいこ、けいこ、りゆ、まー、きょうこ、

やすこ、みゆき、まなみ、てる、きょん、

やっち、まゆ、しぃ

本当にありがとうございました！