2017/05/30

休んで治す選択

整形外科で思い出すのは、犬に噛まれて左の足先を粉砕骨折した痛〜い事件。
当初は骨折よりも裂傷の痛みの方が酷かった。
(そんな体験をしても犬を嫌いにならなかった。ワン!)

もちろん入院&手術。
退院後はスグに職場へ復帰した。
前職時代(原宿アパレル協議会という法人団体の事務局)、頭と口と手指が動けば、椅子に座って普通に仕事ができた。往き帰りの満員電車も特にツラかった記憶がない。若かったなぁ。


ヨガのフルタイム講師になってからも、肋骨にヒビが入ったり、長らく斜角筋症候群で悩まされたり、それなりに怪我はしてきた。

一番最近では、2012年の夏に利き腕である右手を骨折

まるまる2ヶ月のギプス生活

休んだのは最初の1週間だけ。
骨折しようが、クラスを休むとかワークショップをキャンセルするなんて考えられなかった。7本のレギュラークラスもワークショップも、都内はもちろん、岩手にも広島にも予定通りに行った。

ようやく「テンセグ」で各地から呼ばれるようになった時。
その勢いが衰えないように。
忘れられないように。
私の代わりはいない(まだテンセグの養成を始める前。もちろん事務局も設置していない。全て自分ひとりでやっていた頃)。

休むのが怖かった。

岩手のテンセグワークショップ

ちなみに、この時に、〈私自身はほとんど見本アサナは取らないで、口頭インストラクションだけで伝える〉という現在のスタイルができあがった。

だけど、今は違う。
テンセグはもう私ひとりじゃない。
全国に素晴らしい認定講師たちがいる。
心強い事務局エビちゃんがいる。

だから休もう。

みんな、みんな、ごめんなさい。

これからだって、
走るときは走らないと。
逃げるときは逃げないと。
得るときは得ないと。
ペコを抱いて。母を背負って。

大切なものを守るために。

ここで無理するわけにはいかない。

しっかり治す。

右足軸で誰よりも長いハーフムーンをゆらゆら楽しむんだ。

2016神宮球場ヨガナイト。600人とのハーフムーン。

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