同じペース

駅へと向かう途中、地元の親友にバッタリ。

私が「親友」と呼べるのは彼女ひとりだけ。
自宅でリンパサロンを開業している2歳下。
2-3ヶ月に1回の地元飲みで、閉店まで喋りまくり、互いの近況アップデート。
でもそれ以外は一切の連絡をしない。
気持ちの良い付き合いができる最高の友。
彼女とは信頼し合っている自信がある。

あーー。
久しぶりー。
駅まで？
私は○○店まで。
とりあえず駅まで一緒に行こう。

ふたりとも早足。ふたりとも早口。

駅まではあっという間だ。

話しながらでも、歩行のスピードは一切落ちない。
歩きながらでも、会話のスピードは一切落ちない。

目的地に到着しちゃって話し足りないからって、立ち止まって話しの続きなんか絶対しない。

残りの距離も目算して会話をしている。
尻切れとんぼにならないボリューム。
自分だけが一方的に話して終わらない適度なキャッチボール。

じゃね。
うん。じゃ。

気持ちいいーーー。

満足感。

やっぱり彼女とはペースが合う。ウマが合う。

だから次の会が楽しくなる。
あの続きは次回に聞こう。
この続きは次回に聞いてもらおう。

それまで私も日々を頑張る。
アナタも日々を頑張って。

とりあえず、楽しき午後を！

じゃ。